欲望や煩悩を“色彩”に見立てたシリーズ。 生まれた瞬間から、欲や煩悩という色によって少しずつ塗り潰されていくけれど、その色彩の重なりや濁りが“自分”というアイデンティティを形成していくのだと思う。そうした様をモノクロームの線描と、乱雑に塗りたくった色彩のぶつかり合いで表現。仏画にみられる白描画や狩野派粉本から着想。
遅めの昼食
GO
ブーン!
ミロク
モーニング
微炭酸
無
夜の芥子
2021
高知麻紙、アクリル絵具、耐水性色鉛筆
F3号(27.3×22㎝)
高知麻紙、アクリル絵具、純金箔、耐水性色鉛筆
F3号(27.3×22cm)